新制作展で発表した、近年の作品を紹介します。
1980年から毎年、秋に開催される新制作展のスペースデザイン部に作品を発表してきました。当初は上野の東京都美術館で開かれていましたが、2007年から六本木の国立新美術館で開催されています。
新制作展は、1936年(昭和11年)に絵画部の7名によって創立され、1939年に彫刻部、1949年に建築部、1951年には日本画部が設けられました。建築部は池辺陽・岡田五郎・剣持勇・丹下健三・吉村順三・山口文象・谷口吉生の7名によって設立されましたが、1969年にスペースデザイン部と改名され今日に至っています。
制作に当たっては、とりたてて宗教的、思想的テーマは無いのですが、素材の扱いや工法の研究、フォルムの発見などに魅せられて続けてきました。すぐさま建築設計に活かされるという訳ではないのですが、同じ創作活動として、相互に影響し合う領域もあるように感じています。
sanaru V
コンクリート.
w:200cmxd:120cmxh:200cm
国立新美術館・新制作展/2007
BEKKAN保存活動
コンクリート+単管パイプw:230cmxd:120cmxh:200cm
国立新美術館・新制作展/2008
sanaru VI
コンクリート.
w:200cmxd:75cmxh:192cm
国立新美術館・新制作展/2009
sanaru VII
コンクリート+FRPグレージング
w:120cmxd:120cmxh:210cm
国立新美術館・新制作展/2010
sanaru VIII
コンクリート+ステンレス鋼.
w:270cmxd:60cmxh:70cm
国立新美術館・新制作展/2011
sanaru IX
コンクリート.
w:150cmxd:90cmxh:27cm
国立新美術館・新制作展/2012
sanaru X
コンクリート+鋼板.
w:240cmxd:65cmxh:70cm
国立新美術館・新制作展/2013
sanaru XI
コンクリート.
w:360cmxd:30cmxh:50cm
国立新美術館・新制作展/2014
sanaru XII
コンクリート.
w:240cmxd:120cmxh:36cm
国立新美術館・新制作展/2015
irino
コンクリート.w:60cmxd:60cmxh:180cm
国立新美術館・新制作展/2016
sanaru XIII
コンクリート.
w:180cmxd:90cmxh:30cm
国立新美術館・新制作展/2017